執筆者一覧
安次富 順子 (2)
あしとみ じゅんこ 沖縄の食文化研究家。沖縄県出身。1966年女子栄養大学卒業。ブクブクー茶や琉球王朝菓子の研究と再現などに携わり、琉球料理の体系化に取り組んだ母親の故新島正子と共に琉球料理の継承・発展に尽力してきた。2021年琉球新報賞受賞。
足立 倫行 (2)
あだち のりゆき 1948年鳥取県境港市生まれ。ノンフィクション作家。
新川 明 (1)
あらかわ あきら 1931年沖縄県西原町生まれ。ジャーナリスト。反復帰論を掲げる思想家。
伊狩 典子 (1)
いかり ふみこ 1928年那覇市首里生まれ。琉球大学事務局、那覇市役所などに勤務の後、1982年よりラジオ沖縄方言ニュースキャスターを務め、うちなーぐち講演も数多い。
池澤 夏樹 (19)
いけざわ なつき 1945年北海道帯広市生まれ。作家、詩人。1994年〜2004年、沖縄に居住。
市来 哲雄 (3)
いちき てつお 1960年千葉県生まれ。フリーライター。沖縄在住。
いれい たかし (1)
1935年南大東村生まれ。1954年琉球大学文理学部国文科入学。1956年『琉大文学』に詩「悲しい惑いの年」を発表。以後、同誌の同人となる。1958年琉球大学卒業。那覇市役所勤務。主な著書に『沖縄・釣りの民俗誌』(1997年)『沖縄・うむいの風土』(2007年)『ちゃあすが くぬ沖縄(うちなあ)ーいれいたかし遺稿』(2010年)他
上野 千鶴子 (1)
うえの ちずこ 1948年富山県生まれ。フェミニスト、社会学者。
上山 弘子 (1)
うえやま ひろこ 1945年大阪府生まれ。両親はウチナーンチュ。1980年に名護市の大湿帯に移住、循環型有畜複合農業を始める。1993年、琉球藍染めの「やまあい工房」設立・主宰。
浦崎 栄徳 (1)
うらさき えいとく 沖縄県の八重瀬町立具志頭歴史民俗資料館・相談役。東風平町(現八重瀬町)の歴史・文化に造詣が深く、町史の編纂や書籍の監修などを行なっている
大城 立裕 (3)
おおしろ たつひろ 1925年~2020年。沖縄県中城村生まれ。作家。1967年、『カクテル・パーティー』で芥川賞受賞。
大田 和人 (1)
おおた かずと 沖縄県糸満市生まれ。那覇市役所を定年退職後、私設美術館「キャンプ・タルガニー」を運営。
大竹 昭子 (9)
おおたけ あきこ 1950年東京生まれ。上智大文学部卒。作家。
大田 静男 (1)
おおた しずお 1948年沖縄県石垣市生まれ。石垣市立図書館、石垣市立八重山博物館勤務を経て石垣市教育委員会文化課課長を2008年に退職。著書『八重山戦後史』『八重山の芸能』(共にひるぎ社)『八重山の戦争』(南山社)など。
大田 昌秀 (2)
おおた まさひで 1925年沖縄県久米島町生まれ。参議院議員、琉球大学名誉教授。元沖縄県知事。
奥野 修司 (1)
おくの しゅうじ 大阪府出身。ジャーナリスト、ノンフィクション作家。2006年『ナツコ 沖縄密貿易の女王』で講談社ノンフィクション賞と大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。その他著書多数。東北大震災の被災児童を沖縄でのホームステイに招く「ティーダキッズプロジェクト」を推進している。
小熊 英二 (1)
おぐま えいじ 1962年東京都生まれ。社会学者。慶應義塾大学教授。ギタリスト。
小野 まさ子 (1)
おの まさこ 鹿児島県出身。沖縄県在住。那覇市歴史博物館古文書解読員。
我謝 幸男 (2)
がじゃ ゆきお 那覇市歴史博物館元館長。
嘉納 辰彦 (2)
かのう たつひこ 1958年沖縄県那覇市生まれ。写真家。写真集に『クーバミスタ アジマー』(文・金城艶子、沖縄キューバ友好協会)『もうひとつのウチナー――海を渡った島人』(ボーダーインク)『旅するシマ』(未来社)ほか。
河田 桟 (1)
かわた さん 馬飼い・文筆業。2009年より与那国島で馬と暮らす。カディブックスを立ち上げ出版活動を始める。2024年、相棒の馬と猫とともに久米島へ移住。
北村 皆雄 (2)
きたむら みなお 1942年長野県伊那市生まれ。映画監督。ヴィジュアルフォークロア代表。
久高 将和 (1)
くだか まさかず 1951年沖縄県東村生まれ。国頭村在住。写真家・環境カウンセラー。やんばるの自然や生活文化を地元ならではの視点で撮影し紹介する傍ら、「やんばる国頭塾」を主宰。
小山 重郎 (1)
こやま じゅうろう 1933年東京生まれ。理学博士、昆虫学者、農学者。東北大学大学院理学研究科卒業。秋田県農業試験場、沖縄県農業試験場、農林水産省九州農業試験場、同四国農業試験場、同蚕糸・昆虫農業技術研究所などで、作物害虫防除の研究に従事。1991年退職し、秋田市に在住。1985年『よみがえれ黄金の島』で日本科学読物賞受賞。 2003年11月瑞宝中綬章受章。
斎藤 潤 (14)
さいとう じゅん 1954年岩手県盛岡市生まれ。フリーライター。旅行家。
佐木 隆三 (3)
さき りゅうぞう 1937年〜2015年。旧朝鮮咸鏡北道穏城郡生まれ。作家。
澤地 久枝 (2)
さわち ひさえ 1930年東京都生まれ。ノンフィクション作家。「戦争へと至った昭和史の実相に迫るノンフィクションを著した業績」によって2008年朝日賞。他受賞多数。
沢野 ひとし (4)
さわの ひとし 1944年愛知県生まれ。イラストレーター。作家。
椎名 誠 (2)
しいな まこと 1944年東京生まれ。作家。映画監督、プロデユーサー。
島田 勝也 (1)
しまだ かつや 1961年沖縄県沖縄市生まれ。沖縄大学地域研究所特別研究員及び同大学非常勤講師。講義科目「メディアとマーケティング」等。
下嶋 哲朗 (1)
しもじま てつろう 1941年長野県上田市生まれ。ノンフィクション作家。画家。
新城 和博 (11)
しんじょう かずひろ 1963年沖縄県那覇市生まれ。ボーダーインク編集者。エッセイスト。
洲鎌 朝夫 (3)
すがま あさお 1943年〜2008年。沖縄県生まれ。建築家。名古屋工業大学卒業。1972年、匠設計設立。読谷やちむんの里の陶芸家たちと共に自力建築によって建てた「読谷山窯(ゆんたんざがま)」は2011年度日本建築家協会25年賞受賞。
杉山 透 (8)
すぎやま とおる 1938年新潟市生まれ。エッセイスト。
鈴木 孝史 (1)
鈴木 るり子 (1)
すずき るりこ 奄美大島出身。奄美独自の言葉、島口の継承を目指す「シマユムタ伝える会」会長。奄美の伝統的郷土料理にも造詣が深く、その継承に努めている
砂川 智子 (1)
すながわ ともこ 1963年滋賀県大津市生まれ。写真家。マンゴー農家・㈲楽園の果実代表。
相馬 正和 (1)
そうま まさかず 1949年神奈川県横浜生まれ。沖縄の陶芸家。1971年沖縄へ渡り壷屋焼の故高江洲育男(現代の名工・伝統工芸士)に師事。1975年に独立し、2002年伝統工芸士認定。
平良 次子 (1)
たいら つぎこ 1962年沖縄県生まれ。南風原文化センター館長。
高樹 のぶ子 (2)
たかぎ のぶこ 1946年山口県生まれ。作家。
高橋 治 (6)
たかはし おさむ 1929年〜2015年。千葉県生まれ。小説家、劇作家。1983年『秘伝』で直木賞。
高良 倉吉 (7)
たから くらよし 1947年沖縄県伊是名村生まれ。琉球大学名誉教授。専攻・琉球史。仲井眞弘多県知事時代に副知事を務める。
高良 勉 (3)
たから べん 1949年沖縄県南城市生まれ。詩人。
武田 ちよこ (3)
たけだ ちよこ 1957年東京都生まれ。JTA(日本トランスオーシャン航空)機内誌『コーラルウェイ』編集長。
垂見 健吾 (1)
たるみ けんご 長野県生まれ。桑沢デザイン研究所で学び、文藝春秋写真部を経てフリーランスとなる。 1980年代半ばに沖縄に移住し、現在は那覇市在住。沖縄暮らしは40年以上。 JTA機内誌「Coralway」の写真撮影を通して沖縄の島々を歩き、日本、世界各地の撮影を続けている。「南方写真師」の肩書きを持つ。個展多数開催。
鶴見 良行 (1)
つるみ よしゆき 1926年〜1994年。アメリカ合衆国・ロサンゼルス生まれ。アジア学者、人類学者。
天願 大介 (3)
てんがん だいすけ 1959年東京都生まれ。脚本家、映画監督。1979年に初来沖。
當間 早志 (1)
とうま はやし 1966年沖縄県那覇市生まれ。映画監督。
富田 めぐみ (5)
とみた めぐみ 1973年沖縄県八重瀬町生まれ。舞台演出家。ラジオパーソナリティー。ナレーター。司会者。女優。
名嘉 睦稔 (1)
仲里 雅之 (1)
なかざと まさゆき 1957年生まれ。琉球朝日放送代表取締役専務。
仲宗根 將二 (1)
なかそね まさじ 1935年沖縄県平良市生まれ。元平良市総合博物館館長。宮古郷土史研究会運営委員。
仲程 昌徳 (1)
なかほど まさのり 1943年南洋テニアン島カロリナス生まれ。琉球大学文理学部国語国文学科卒業、法政大学大学院人文科学研究科日本文学専攻修士課程修了。1973年琉球大学法文学部文学科助手となり、1985年から琉球大学教養部教授。2009年定年で退職。主な著書に『ハワイと沖縄』(2019)、『ひめゆりたちの春秋』(2021)、『沖縄文学の外延』(2022)他、多数。
長嶺 哲成 (8)
ながみね てつなり 1962年沖縄県那覇市生まれ。フリーエディター兼ライター。泡盛居酒屋「カラカラとちぶぐゎ〜」店主。
仲村 清司 (1)
なかむら きよし 1958年大阪市生まれ。沖縄人(ウチナーンチュ)二世。作家。沖縄大学客員教授。1996年那覇市に移住。著書に『本音の沖縄問題』『島猫と歩く那覇スージぐゎー』『沖縄学』『ほんとうは怖い沖縄』『消えゆく沖縄』など多数。
中村 喬次 (11)
なかむら きょうじ 1939年奄美大島生まれ。南海日日新聞社を経て1972年琉球新報入社。記者を経て、宮古、八重山両支局長、文化部デスク、出版部長などを務め1999年退職。エッセイスト。作品に小説『スク鳴り』(第22回九州芸術祭文学賞受賞)、エッセイ集『琉球弧 あまくま語り』など
西 智子 (1)
にし ともこ 佐賀県伊万里市生まれ。津田塾大学在学中、交換学生で沖縄大学へ留学。1994年より沖縄在住。女性や子どもの人権の市民活動を経て、現在は精神保健福祉士として精神科病院で勤務している。
野里 洋 (3)
のざと よう 1942年石川県金沢市生まれ。1967年、琉球新報社入社。琉球新報社常務取締役、北陸大学客員教授などを歴任。
橋口 譲二 (2)
はしぐち じょうじ 1949年鹿児島県生まれ。写真家。
比嘉 康雄 (2)
ひが やすお 1938年〜2000年。フィリピン生まれ。戦後沖縄を代表する写真家。写真集『神々の古層』(ニライ社)など琉球弧の祭祀の記録、特に久高島の祭祀記録ではもっとも優れた業績を上げた。
土方 浄 (1)
ひじかた あきら 1958年東京都生まれ。1982年〜2018年、RBC琉球放送のアナウンサーを務める。スポーツ中継、バラエティーからニュース番組まで幅広いジャンルの番組で活躍。
深石 隆司 (1)
ふかいし たかし 1948年東京都新宿に生まれ。1977年、石垣島に移住。著書に『沖縄のホタル』(沖縄出版/第45回産経児童出版文化賞受賞)、『八重山ネイチャーライフ シマの暮らしと生き物たち』(ボーダーインク)他。
藤本 義一 (1)
ふじもと ぎいち 1933年〜2012年。大阪府堺市生まれ。小説家、放送作家。
古橋 信孝 (4)
ふるはし のぶよし 1943年東京生まれ。日本文学者。武蔵大学名誉教授。専攻は古代文学。
牧岡 幸代 (4)
まきおか さちよ 1961年東京都生まれ。編集者。
牧 一彦 (1)
まき かずひこ 東京都生まれ。編集者。1988年に初来沖。
真喜志 三千子 (1)
真喜志 好一 (2)
まきし よしかず 1943年沖縄県那覇市生まれ。建築家。沖縄平和市民連絡会・共同代表。
牧野 浩隆 (1)
真久田 巧 (1)
1955年石垣市生まれ。琉球大学在学中に「八重山芸能研究会」に所属。1979年沖縄タイムス社入社。2015年定年退職。主な著書に『戦後沖縄の新聞人』(1999年)『沖縄の芸術と文化ー1999-2009 コラム「大弦小弦」より』(2015年)『沖縄の踊り:琉舞とつきあう法』(2019年)他
又吉 栄喜 (1)
またよし えいき 1947年沖縄県生まれ。浦添市立図書館在職中、1980年『ギンネム屋敷』ですばる文学賞受賞。1996年『豚の報い』で第114回芥川賞受賞。著書に『豚の報い』『果報は海から』『波の上のマリア』『海の微睡み』他多数
松井 輝美 (2)
まつい てるみ 1950年熊本県生まれ。2018年まで南海日日新聞社編集局長を務めた。
松岡 和子 (1)
松村 洋 (5)
まつむら ひろし 1952年大阪府生まれ。音楽評論家。
宮川 光世 (2)
みやがわ みつよ 阪神・淡路大震災の後、沖縄へ移住。フリーライター。
宮城 和野 (1)
みやぎ かずの 沖縄県生まれ。
宮城 篤正 (1)
みやぎ とくまさ 1939年沖縄県浦添市生まれ。元浦添市美術館館長。元沖縄県立芸術大学学長。沖縄県空手道範士9段。
宮里 千里 (11)
みやざと せんり 1950年沖縄県那覇市生まれ。エッセイスト。沖縄の民俗祭祀の録音記録者。
宮里 正子 (1)
みやざと まさこ 沖縄県生まれ。2011年〜2022年浦添市美術館館長。専門は沖縄工芸史及び東南アジア漆芸史。
宮脇 俊三 (1)
みやわき しゅんぞう 1926年〜2003年。埼玉県生まれ。名編集者として知られ、また紀行作家として鉄道での旅を中心とした作品を数多く発表した。著書に『時刻表2万キロ』『汽車旅12カ月』『時刻表昭和史』『終着駅』他、多数。
目取真 俊 (1)
めどるま しゅん 1960年沖縄県今帰仁村生まれ。県立高校の国語教師在職中の1997年に『水滴』で第117回芥川賞を受賞。沖縄の自然や風土、歴史に根ざした小説を発表している。
森田 美奈子 (1)
もりた みなこ 沖縄県那覇市生まれ。沖縄タイムス論説委員長。
安間 繁樹 (2)
やすま しげき 1944年中国内蒙古生まれ。農学博士(哺乳類生態学)。
矢野 輝雄 (3)
やの てるお 1925年〜1999年。愛媛県生まれ。生前は沖縄県立芸大・大学院客員教授。
山下 欣一 (1)
やました きんいち 1929年-2021年。鹿児島県奄美大島生まれ。日本の民俗学者、文化人類学者、文学博士、鹿児島国際大学名誉教授。奄美の民俗学、ユタ研究の第一人者であった。『奄美のシャーマニズム』『奄美説話の研究』他、著書多数。
湯川 豊 (7)
ゆかわ ゆたか 1938年新潟市生まれ。編集者、評論家、エッセイスト。元文藝春秋常務取締役。
吉川 博也 (1)
若井 康彦 (1)
わかい やすひこ 1946年千葉県生まれ。都市計画家。政治家。